この記事では、Yext ContentでGoogleとBingのエンティティ関係を設定する手順をご紹介します。
Googleのリスティングは、親子関係を使って関連付けします。この操作を行うには、Googleナレッジカードの[設置場所(Located In:)]と[部門(Departments:)]セクションを有効化します。
主要な空港、モールや駅の中にあるものとしてマークされている事業は、そのランドマークの[ディレクトリ(Directory)]セクションに表示されます。
Bing
Bingのリスティングは、親子関係を使って関連付けし、Bing Mapsカードの[場所(At)]を有効化することができます。
関係の種類
Yextでは、Googleが採用している2種類のモデルのうち以下のエンティティ関係モデルに対応しています。
- 施設内の独立機関(Independent-Establishment-In):子エンティティが親エンティティとは異なる事業である場合(Macy's内のSunglass Hutやモール内のMcDonald’sなど)。
- 部署所属先(Department In):子エンティティが親エンティティの一部門である場合(Albertsons内のAlbertsons PharmacyやSears内のSears Auto Centerなど)。
Bing
Yextでは、Bingが採用している3種類のモデルのうち以下のエンティティ関係モデルに対応しています。
- 部門(Departments):この関係は、通常は大規模な親ロケーション内の部門に限定されます(例えばKroger食料品店内のKroger薬局など)。これらの店舗は、多くの場合、同じブランドやチェーンに属しています。親ロケーションでは、独自のセクションに部門固有の営業時間を表示することもできます。
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所在施設(Located In):この関係は部署の関係とよく似ていますが、主な違いは子ロケーションが親ロケーションとは異なるブランドや事業であることです。
- 注:子ロケーションと親ロケーションは同じアカウントで所有されている必要があります。したがって、所有権の異なるブランドや企業(Target内のStarbucksなど)に対してエンティティ関係を構築することはできません
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勤務先(Works At):この関係は、1つの親会社やロケーションで、複数の従業員や実務家が業務を行う企業(例えば資産管理会社のCFA、医院の医師、保険診療所の保険代理店など)の場合に使用できます。従業員や実務家ごとに営業時間や連絡先が異なる場合があります。
- 注:この関係タイプは、親ロケーションで働く従業員や実務家が1人のみの場合は使用しないでください。この場合、従業員や実務家の名前が親ロケーション名と一致する必要があります。このような関係はこのリスティングには表示されません。しかし、データ品質を維持し、混乱を招かないようにするために重要です。
必要条件
Googleは、デパートや店舗内店舗のリスティングに厳しいガイドラインを設けています。この機能を使ってリスティングをリンクさせるためには以下を必ず含める必要があります。
- 一意の名前
- 一意の主要なカテゴリ
- 可能であれば別の店頭写真とロゴ
- 当該部門のスタッフに直接つながる個別の電話番号
- 当該部門内のみで活動する専属のスタッフ
- 顧客が当該部門のみのサポートを必要とする場合の各部門での決済(レジ)方法
- 店舗検索やホームページの店舗ページが別途あると非常に有用
この機能に関するルールについてのご質問はサポートまでお問い合わせください。
Bing
3つの関係タイプすべてに適用される主な要件は、各ロケーションに顧客が訪問できる物理的な住所があること、または顧客と一緒に訪問できるサービスエリアが提供されていることです。
また、3つの関係タイプすべてにおいて、親ロケーションと子ロケーションの両方が同じYextアカウントで所有されている必要があります。
要件と想定されるユースケースの詳細な内訳については、Bingヘルプセンターの「サポートされているビジネスリレーションシップ(Supported business relationships)」をご参照ください。
関係を設定
Googleでは、プレイスIDを使って子エンティティを親エンティティに関連付けます。子エンティティで親エンティティのプレイスIDを指定することで、これらのエンティティをリンクさせるようGoogleに伝えることができます。プレイスIDを取得してYextプラットフォームに設定し、Googleエンティティ関係を設定する手順は以下の通りです。
- GoogleのプレイスID検索ツールを使用して親エンティティのプレイスIDを見つけます。
- [Googleエンティティ関係(Google Entity Relationship)]フィールドに移動します。
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作成する関係の種類を選択します。
- ステップ1で確認した親エンティティのプレイスIDを挿入します。
- [保存(Save)]をクリックします。
Bing
Bingのエンティティ関係を使用するには、Yextで[Bing親ロケーション(Bing Parent Location)]フィールドと [Bing関係タイプ(Bing Relationship Type)]フィールドに入力する必要があります。
- エンティティプロフィールの[Bing親ロケーション(Bing Parent Location)]フィールドに移動します。
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親ロケーションの種類を検索して選択します。
- [保存(Save)]をクリックします。
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[Bing関係タイプ(Bing Relationship Type)]フィールドで希望する関係の種類を選択します。
- [保存(Save)]をクリックします。
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