トラッキングリンクは、ウェブトラフィックとユーザーの行動に関するデータを提供するために使用されます。トラッキングリンクは、末尾にtag (またはクエリ) が追加された通常のURLです。これらのtagはUTMパラメータと呼ばれ、URLへの訪問者がどこから来たのか、URLに到達するためにクリックしたコンテンツの特定の部分、およびURLがどのマーケティングキャンペーンに関連しているかを示すことができます。
トラッキングリンクは、多くのマーケティングプラットフォームで生成できます。また、 GoogleのキャンペーンURLビルダーなどのツールを使用して生成することもできます。
リスティングのURLにトラッキングパラメータを使用することで、次のような指標についての洞察を得ることができます。
- Listings由来の参照トラフィック
- バウンス率
- コンバージョン数
Listingsでは、フィールドとパブリッシャーの2つの方法でトラッキングリンクを使用できます。この記事では、両方のオプションについて説明します。
フィールドでのトラッキングリンクの使用
トラッキングリンクは、エンティティの任意のURLフィールドで使用できます。
- ウェブサイトURL
- 予約URL
- メニューURL
- 注文URL
- 配達URL
- URLタイプを使用したカスタムフィールド
フィールドでは、次の2つの方法でトラッキングリンクを使用できます。
- トラッキングURL全体をコピーして、Yextの目的のフィールドに貼り付けます。すると、そのフィールドが参照されるたびに、そのURLをクリックしたユーザーの訪問に同じトラッキングパラメータが適用されます。
- 埋め込みフィールドを使用して、Yext内の他のフィールドをUTMパラメータとして参照します。これにより、トラッキングを追加する必要がある特定のシナリオを選択できるようになります。
どちらのオプションにも適したユースケースがあります。たとえば、お客様が「utm_campaign=yext」のトラッキングパラメータを自身のリスティングのウェブサイトURLのすべてのインスタンスに追加することを希望する場合などです。
また、トラッキングURLを特定のロケーション専用にしたいと考えるお客様もいます。たとえば、ListingsでFeatured Messageを使用しているお客様が、どのFeatured Messageのあるリスティングが最も関心を集めているかを理解したいと場合などです。これは、ユーザーが特定のリスティングのwebsite_urlをクリックしたときに、どのロケーションのリスティングからユーザーがそこにたどり着いたかを簡単に確認することができるように、「utm_content=[[storeId]]」のようなUTMパラメータを使用することで実現できます。
パブリッシャーのトラッキングリンクの使用
Googleビジネスプロフィール、Facebook、Yelp、Bingでは、異なるURLを異なるパブリッシャーに同期できます。これにより、さまざまなパブリッシャーのリンクにさまざまなトラッキングパラメータを柔軟に追加できるようになります。
これを行うには、パブリッシャー設定の [Website URL] フィールドを上書きする必要があります。
ステップ 1: トラッキングリンクのフィールドを選択する
トラッキングリンクを保存するには、希望するパブリッシャーの組み込みのウェブサイトオーバーライドフィールドを使用します。
- Googleウェブサイトの上書き
- Facebookウェブサイトの上書き
- Yelpウェブサイトの上書き
- Bingウェブサイトの上書き
ほとんどの場合、組み込みの上書きフィールドを使用する必要があります。別のフィールドが必要な特定のユースケースがある場合は、カスタムフィールドを作成してトラッキングリンクを保存することを選択できます。
ステップ2: エンティティにトラッキングリンクを追加
- ナビゲーションバーの[Content]をクリックし、[エンティティ(Entities)]をクリックします。
- 編集するエンティティまたは複数のエンティティを選択します。
- ステップ1で選択したURLフィールドにトラッキングリンクを貼り付けます。異なるパブリッシャーに異なるリンクがある場合は、それぞれのトラッキングリンクを対応するウェブサイトの上書きフィールドに貼り付ける必要があります。
- [保存(Save)]をクリックします。
ステップ 3: パブリッシャーの設定を編集
Googleビジネスプロフィール、Facebook、YelpにトラッキングURLを使用する場合は、デフォルトのウェブサイトURLフィールドを上書きする必要があります。
- ナビゲーションバーの[Listings]をクリックし、[パブリッシャー(Publishers)]をクリックします。
- 目的のパブリッシャーの名前(Googleビジネスプロフィール、Facebook、Yelp)をクリックします。
- [設定(Configuration)]タブをクリックします。
- 目的のURLフィールドをクリックし、手順2で編集したオーバーライドフィールドを選択します。
-
[保存(Save)]をクリックします。
- 注:リスティングが同期され、お客様がトラッキングリンクをクリックすると、Google Analyticsでトラフィックデータの内訳を確認できるようになります。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。