ランディングページの目的は、ブランドの発見可能性を高めることにあります。これを実現するための最も重要な方法の1つが、関連度の高いコンテンツをページに追加し、お客様、クライアントや患者の質問に対する回答をページで提供することです。この記事では、ページにコンテンツを配置する方法、最も関連性の高いコンテンツを特定する方法の概要を特定の業界の例を交えて紹介します。
コンテンツの概要:注意すべき点
- ウェブページはフォールドの上下の2つのセクションに分かれています。フォールドの上には、ページ上部のすべてが表示されます。ユーザーが下にスクロールする必要はありません。フォールドの下のコンテンツはスクロールすると表示されます。
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フォールドの上には、お客様のニーズをすぐに解決できるコンテンツを配置します。CTA(行動喚起)やお客様が行動を起こすために必要な関連コンテンツがこれらに含まれます。
- ロケーションページの場合には、エンティティに関する主要情報(営業時間、住所、電話番号など)などがこれに含まれます。ユーザーは行動を起こすためにページにアクセスします。関連度の高い主要情報と時間関連の情報(期間限定のオファーや予定外の閉店など)をフォールドの上に追加すると、ユーザーに必要な情報を迅速に届けることができるようになります。
- また、他の場所(リスティングパブリッシャーなど)にはないコンテンツを含める方法もあります。たとえば、一部のパブリッシャーではドライブスルー時間の掲載はできないため、消費者がこうした情報を公式ソースから利用できるよう、ページに含めることができます。
- その他のコンテンツとしては、ブランドに関する関連情報、ユーザーが自社を選択したり、他のサービス、今後のイベント、追加のロケーションなどについて詳しく知るために役立つ情報をページに含めるのが一般的です。
ページの目標を決定する
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お客様がページにアクセスしたら、何をしていただきたいですか?
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このアクションにより、作成するコンテンツと行動喚起(CTA)が決まります。
- たとえば、お客様がレストランを検索する場合には、行っていただきたいアクションは注文や予約となり、医院の場合は、患者に行っていただきたいアクションは予約となります。
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このアクションにより、作成するコンテンツと行動喚起(CTA)が決まります。
自社事業に最も関連性の高いコンテンツを選択する
- 業種に基づきページに含めるコンテンツの例を以下に示しています。業界にかかわらず、お客様に自社の何を知ってもらいたいのか、お客様が自社事業を選択したり、ページでアクションを取ってもらうためには何をすべきかを考えることが重要です。
業種別のコンテンツの例:
金融業務
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支店情報:
- お客様が知りたい情報は支店の営業時間や場所となります。
- Yextでは、ロケーションの主要な情報(Core Location Details) モジュールの使用を推奨しています。これを使用することで、事業の概要を地図や営業時間と併せて表示できるようになります。また、2通りの営業時間を追加することもでき、ATMと支店の営業時間を表示することも可能です。
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CTA(行動喚起):
- お客様に「予約」、「道案内」、「クレジットスコアを確認」、「ローン申込み」、「支払う」などのアクションを促します。
- URLにリンクするボタンを追加し、[ボタン付きテキストブロック(Text Block with Buttons)]モジュールでこうしたアクションを促すほか、[ロケーションの主要な情報(Core Location Details)]や[個人の詳細(Person Details)]などのモジュールを使用したり、[ストア・ロケータ(Store Locator)]に道案内ボタン、メールの送信や通話を発信するオプションを含めることもできます。
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サービス提供内容:
- お客様に対して、提供するサービス、対応言語、支店の詳細などの情報すべてを必ず表示するようにします。お客様は具体的な情報を探しているため、自社事業の特長を明確に示す必要があります。
- [テキストリスト(Text List)]モジュールで提供するサービスの箇条書きリストを作成したり、[キャプション付き画像ギャラリー(Image Gallery with Captions)]モジュールで専門分野の概要を説明するキャプション付きの画像ギャラリーを作成することができます。
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スタッフ情報:
- 潜在顧客に対してファイナンスプランナーやローン担当者に関する情報を提供します。
- [個人のリスト(Person List)]モジュールを使ってスタッフに関する情報を追加すれば、お客様にスタッフの写真、専門分野や関連する連絡先情報を表示することができます。
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近くのロケーションまたはATM:
- 他の支店やATMの場所をお客様に表示することができます。通常、お客様が探すのは最寄りのロケーションのため、このコンテンツはページ下部に配置することができます。[近くにあるロケーション(Nearby Locations)]モジュールを使用すれば、他の支店やATMの詳細と連絡先情報を簡単に一覧表示することができます。
外食
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レストラン情報:
- お客様が知りたい情報は支店の営業時間や場所となります。
- [ロケーションの主要な情報(Core Location Details)] モジュールの使用をおすすめします。これにより、事業の概要を地図や営業時間と併せて表示できるようになります。また、2通りの営業時間を追加することもでき、ドライブスルーとレストランの営業時間を表示することも可能です。
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CTA(行動喚起):
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お客様に行動を促します。例としては以下のようなものがあります。
- メニューの表示
- オンライン注文
- 予約する
- 期間限定オファーの表示
- [ボタン付きテキストブロック(Text Block with Buttons)]モジュールを使用して、事業の概要の表示に併せてこれらの行動を促します。また、[ロケーションの主要な情報(Core Location Details)]や[ストア・ロケータ(Store Locator)]に道案内ボタン、メールの送信や通話を発信するオプションを含めることもできます。
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お客様に行動を促します。例としては以下のようなものがあります。
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提供するメニュー:
- お客様におすすめのメニュー品目や特別メニューなどに関するすべての詳細を必ず表示できるようにします。
- [テキストリスト(Text List)]モジュールで提供するメニューの箇条書きリストを作成したり、[キャプション付き画像ギャラリー(Image Gallery with Captions)]モジュールでおすすめメニューの概要を説明するキャプション付きの画像ギャラリーを作成することができます。
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クーポンまたはプロモーション:
- このコンテンツはさまざまな方法で表示できます。
- プロモーションやクーポンを表示するには、お客様に報酬受け取りの登録や注文などを促す行動喚起(CTA)ボタン付きのモジュールを使用することができます。[キャプション付き画像ギャラリー(Image Gallery with Captions)]モジュールのいずれかを使用して、現在のクーポンを表示する一連の画像を追加し、関連する説明を添えることもできます。
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近くにあるロケーション(Nearby Locations)
- 他のレストランの場所をお客様に表示することができます。通常、お客様が探すのは最寄りのロケーションのため、このコンテンツはページ下部に配置することができます。[近くにあるロケーション(Nearby Locations)]モジュールを使用すれば、他のロケーションの詳細と連絡先情報を簡単に一覧表示することができます。
医療施設と医療従事者
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施設情報:
- 患者に対して、施設の所在地と営業時間を確実に知らせる必要があります。
- 医療施設向けには、ロケーションの主要な情報(Core Location Details)モジュールの使用を推奨しています。これを使用することで、施設の概要を地図や営業時間と併せて表示できるようになります。また、2通りの営業時間を追加することもでき、新患対応と予約診療の営業時間や通常営業時間と緊急対応時間を表示することも可能です。
- [近くにあるロケーション(Nearby Locations)]モジュールで近隣の他の施設に関する情報を含めたり、[キャプション付き画像ギャラリー(Image Gallery with Captions)]モジュールで他の施設や部門の概要を説明するキャプション付きの画像ギャラリーを作成することができます。
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スタッフ情報:
- 自社施設で働く医療スタッフを明確に示すことが重要です。学歴、資格、専門科などの略歴情報と併せて医師の画像を潜在的な患者に伝えるのが非常に効果的です。
- [個人のリスト(Person List)]モジュールを使ってスタッフに関する情報を追加すれば、お客様にスタッフの写真、専門分野や関連する連絡先情報を表示することができます。
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CTA(行動喚起):
- 患者に予約や道案内などのアクションを実行するよう促します。
- URLにリンクするボタンを追加し、[ボタン付きテキストブロック(Text Block with Buttons)]モジュールでこうしたアクションを促すほか、[ロケーションの主要な情報(Core Location Details)]や[個人の詳細(Person Details)]などのモジュールに道案内ボタン、メールの送信や通話を発信するオプションを含めることもできます。
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提供するサービス、対応する疾患や保険:
- 患者は、特定の医療保険で利用できる医療機関を探しています。そのため、来院前に自身の加入している保険で診察が受けられることを明確に確認できることが非常に重要となります。
- [テキストリスト(Text List)]モジュールで対応疾患や保険の箇条書きリストを作成したり、[キャプション付き画像ギャラリー(Image Gallery with Captions)]モジュールでさまざまな部門の画像を追加することができます。
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